・競馬はどのような人びとによって成り立っているのか?
 (馬主・騎手・調教師・調教助手・厩務員)など


・競走馬のオーナー。馬主が調教師に所有している馬を預け、調教師が預かった馬を調教してレースに
 出走させる。馬を購入する費用や、厩舎へ預託料を支払い、預けた馬が稼いだ賞金を手にするのも馬主
 である。
 馬の生産者(ブリーダー)がそのまま馬主(オーナー)になる場合もあり、その場合はオーナーブリーダー
 と呼ばれる。


・JRAのトレーニングセンター(トレセン)内に厩舎を構える
 調教師には以下の仕事がある。

・馬主から馬を預かり、調教を行い、レースに出走させる。
・厩務員、調教助手を雇う
・馬主に素質のある馬を紹介する

 馬と人を管理して、素質のある馬を仕入れてレースに出走させて
 賞金を獲得するなど、すべてに責任を負う。


・調教師の指示に従い、実際に馬と接して調教や馬の管理を行うのが、
 厩務員と調教助手である。。
 厩務員は、馬の身の回りの世話や、体温や食欲のチェックなど、
 健康管理などを行う。
 調教助手は、一つの厩舎に2〜3人いて、調教師の指示に従い、
 馬に乗って調教を行う。


・騎手は、厩舎所属とフリーの2種類がある。厩舎所属の騎手は、厩舎から
 給料をもらい、毎朝、調教助手らとともに調教を行ったり、そのほかの厩舎
 の仕事を手伝う。厩舎から給料をもらうため、最低限の収入は保証されて
 いる。
 フリーの騎手は、給料はなく、収入が安定していない。そのため多くの
 レースに騎乗して稼ぐしか収入を得る方法はない。フリーの騎手には、
 代理人(エージェント)を通して騎乗する馬の確保や調整を行う騎手もいる。

<外国人騎手>
・日本で騎乗を希望する外国人騎手は、JRAの「短期免許制度」を 利用し
 ている。この免許は3ヶ月限定で、身元引受人がいれば交付される。


・競馬専門紙の記者。部外者立ち入り禁止のトレセンに出入りすることができ、現場で馬の調教を取材する。関係者のなまの声を聞いたり、調教タイムなどを測定して、紙面に予想の印を打つ。



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