ピットからゴールまで、フライングスタート?              l 競艇書籍 ll

   ピットアウト→待機行動→スタート→1周1Mの攻防→周回→ゴールという流れ

 
<ピットアウトの合図とともに各艇が飛び出す>
 ・レースに出場する6艇が待機している「ピット」から
  スタート合図と共に一斉に飛び出す、これが「ピット
  アウト」だ。
 ・1号艇の選手が一番有利なインコースを取りやすい。
  思い通りのコース取りができるか否かにおいて、この
  ピットアウトはとても重要である。出遅れると次の待
  機行動でのコース取りにも大きく影響する。

<スタート前の重要な位置取り争い>
 
 ・自分が得意、あるいは勝てそうなコースを狙って各選手
  が駆け引きを行う。しかし、無理にインに入ってしまうと、
  モーターは動いているため流されてしまって位置が深く
  なり、助走不足になりスタートで不利になってしまうこと
  もある。


  
 
<緊張のスタート>
 ・6艇が一斉ににスターラインへ向かい動き出す。大時計
  の針が12時の位置でスタートしなくてはならず、0.01秒
  でも早いとF(フライング)、1秒以上遅れるとL(出遅れ)
  となり、その艇に関する賭け金は返還される。

 ・競艇のスタートは「フライングスタート法」という走りなが
  らスタートを切る独特な方法です。詳しくはこちら

<競艇の醍醐味1周1マークの攻防>
 
 ・競艇の醍醐味はなんといってもこの1マーク!インの選手
  はターンマークを見て先行できそうなターンを、外の選手
  は勢いをつけた全速のマクリをと、様々な手を使い誰より
  も先にここを回ろうとする。まさに勝負どころ、一番の見ど
  ころだ!!
  
 
<ゴール目指して全速ターン!!>
 ・後ろを走っている艇は、前の艇の引き波の影響を受けて
  しまうためどうしても不利になる。しかし、熾烈な2着争
  いや、時には1着の逆転も見られ、水面では最後まで気
  の抜けない勝負が繰り広げられる。

 ・3周2マークを回ったらあとはゴールラインを通過するの
  み。ゴールラインはスタート位置と同じ。2着、3着は接
  戦になることも多く、ゴールまで目が離せない。決着が
  微妙な場合は写真判定になることもある。

   開催最終日の優勝戦目指して熱戦が繰り広げられる!!
 ・開催スケジュールは競走の性格によって違うが、基本
  的には6日間開催。「準優勝戦方式」という方式が多く
  採用されている。
 ・準優勝戦方式とは、初日から4日目までを予選競走とし
  て、その予選競走期間中の得点率(着順によって計算)
  上位18名が準優勝戦に進出する方式。そして5日目に
  準優勝戦が3レース(6名×3レース)行われ、各レース
  1、2着入着者2名が最終日の優勝戦に進出する。

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